この記事は、ドッツ・カードの種類(「七田式」「KUMON」「家庭保育園」)やそれらの違い、オススメな人についてまとめています。
この記事は、以下のような人にオススメです。
- 「ドッツ・カード」に興味がある
- 子どもの算数力を伸ばしたい
- 子どもと一緒にできる数の取り組みを知りたい
「ドッツ・カード」とは何か
「ドッツ・カード」の「ドッツ」とは英語で「dots」と書き、「dot(点)」の複数形を指します。
つまり、「複数の点が描かれているカード」のことを「ドッツ・カード」と言います。
知育教材として使われる「ドッツ・カード」では裏面に数字が書かれています。
子どもに点が描かれている面を見せながら数字を読むことで、目で見て数を認識することができます。
「ドッツ・カード」で有名な本
「ドッツ・カード」と言えば、開発者のグレン・ドーマン博士らが書いた「赤ちゃんに算数をどう教えるか」の本が有名です。
「ドッツ・カード」を用いて算数を教える方法や「ドッツ・カード」の作り方等について詳細に記載されています。
興味本位でこの本を読みましたが、ワクワクした気持ちで最後まで読み進めることができました。
ドーマン博士の本に大変興味を持ったので、「運動能力」や「読み」についての本まで読んでしまいました。
「ドッツ・カード」の進め方の段階
赤丸がたくさん描かれているカードで有名なドッツ・カードですが、ドーマン博士が算数力を高めるために勧めている方法は赤丸を数えるだけではありません。
購入する「ドッツ・カード」を選ぶ上で参考になると思うので、簡単な段階を示します。
算数の行程
- 量の認識 (例 「∴」を見せて「3」)
- 等式 (例 「・」「:」「∴」を順に見せて「1たす2は3」)
- 問題を解く (例 「・」と「∴」を見せて「3はどっち?」)
- 数字の認識 (例 「3」を見せて「さん」)
- 数字を使った数式 (例 「25+5=30」を見せて「25たす5は30」)
参考:グレン・ドーマン「赤ちゃんに算数をどう教えるか」ドーマン研究所
もしドーマン博士の本を参考にドッツ・カードを進めたいのならば、赤丸のカード(量の認識)だけでは足りないことになります。
また、会社毎に進め方は異なります。ドーマン博士の方法とは進め方が違います。
何を信じ、どこまでやりたいのかを考えて教材を購入することをオススメします。
「ドッツ・カード」の種類一覧
「ドッツ・カード」を取り扱っている有名どころとしては、「家庭保育園」「七田式」「KUMON」の3つがあります。
(※「家庭保育園」は現在販売終了となっているため、中古品販売のみとなっています)
それぞれの違いについて一覧にしました。
七田式 | KUMON | 家庭保育園 | |
商品名 | 七田式 ドッツ・セット | かずカード | 赤玉ドッツカード |
値段 | 税抜17,500円 (税込19,250円) | 税抜1,000円 (税込1,100円) | – 中古品のみ |
対象の数 | 1-50 | 1-50 | 1-100 |
カードの大きさ (縦×横、単位は㎝) | 14.8×21.0 | 19.2×13.0 | 30.0×30.0 |
特徴 | ・目的「右脳の計算力を目覚めさせること」 ・イラストがカラフル ・数字とドッツだけでなく、足し算や引き算、掛け算、割り算、3つ以上の数字からなる計算式も含まれる ・63日間で1周できる | ・数字(表面)とドッツ(裏面)のみ ・「たしざんカード」「ひきざんカード」も別販売されている | ・ドーマン博士が考案した元祖ドッツ・カード ・「赤ちゃんに算数をどう教えるか」と連動 |
公式HP | 七田式オフィシャルストア | くもん出版 | – |
「七田式」がオススメな人
- なるべく手軽に行いたい
- 毎日行う分を準備する時間を減らしたい
- ドッツの形は赤丸にこだわらない
私は「毎日行う分をセッティングする手間を省きたい」「カラフルで見飽きなさそうなデザインがいい」という理由で「七田式 ドッツ・セット」に決めました。
「KUMON」がオススメな人
- 手軽に、安価にドッツを始めたい
- 続けられるか不安なので、お試しで挑戦してみたい
- コンパクトな量が良い
「家庭保育園」がオススメな人
- ドーマン博士が考案したものが欲しい
- カードの大きさは、子どもが見やすい大きめが良い
- カードのセッティングが苦ではない
手作りという方法もあります
手作りがオススメな人
- 教材になるべくお金をかけたくない
- 時間に余裕がある
ドーマン博士は「赤ちゃんに算数をどう教えるか」の著書の中で、「実際に教え始める前に、100枚のドッツ・カードをすべて作っておきましょう」「子どもができるだけ小さいうちから始める」と話しています。
「ドッツ・カード」を手作りする方法
私自身は手作りしなかったため、ざっくりとした方法のみ簡単に記載します。
私も最初は節約のために手作りにしようとしましたが、
- 作成時間の確保が難しい
- 毎日セットする時間の確保が難しい
等の理由で結局購入することにしました。とにかく時間が足りない。
お金はかかりましたが、それに対する後悔はありません。
用意するもの
赤丸シール、厚紙
作成方法
ひたすら厚紙に赤丸シールを貼ります!
貼った赤丸シールの数が分からなくなってしまうことがあるので、目印をつけながら貼るといいですね。
まとめ
自分に合う「ドッツ・カード」を探すことはできましたか。
私も子どもが6か月の時から「七田式 ドッツ・セット」を始めました。
購入後の子どもの様子が知りたい方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
