この記事では、七田式「ドッツ・セット」の特徴や、メリット・デメリットについて画像付きで口コミをしています。
この記事は以下のような人にオススメです。
- ドッツ・カードを始めたいと思っている
- 七田式「ドッツ・セット」がどのようなものか知りたい
- 子どもの算数力を上げたいと思っている
七田式「ドッツ・セット」の概要
七田式「ドッツ・セット」は「ドッツ・カード」の教材の1つで、「右脳に働きかけることで計算能力を目覚めさせる」ことを目的としています。
商品名 | 七田式 ドッツ・セット |
値段 | 税抜17,500円 (税込19,250円) |
対象の数 | 1-50 |
カードの大きさ (縦×横、単位は㎝) | 14.8×21.0 |
七田式「ドッツ・セット」にしかない、5つの特徴
他のメーカーにはない、七田式「ドッツ・セット」の特徴は次の通りです。
- 右脳を活性化させる
- イラストがカラフル
- その日の分がすでにセッティングされている
- 数字とドッツだけでなく、足し算や引き算、掛け算、割り算、3つ以上の数字からなる計算式も含まれる
- 最短8か月で卒業
個人的にはどれも魅力的だなと思いました。
1.右脳を活性化させる
「右脳に働きかける」というのは右脳教育を推進している七田式ならではの特徴ですね。
右脳と計算力とのかかわりについては、七田式のホームページに詳しく掲載されています。
2.イラストがカラフル

ドッツのイラストは定番の赤玉だけではなく、りんご、そろばん、葉っぱ、トマト、ボタン等のいろいろなイラストがあります。
これなら子どもも見てくれるかな。
3.その日の分がすでにセッティングされている

毎日の分がすでにセッティングされた状態で届くため、サッと始められて、サッと終わることができます。
毎日考えること・やることが多いので、少しでも手間を省けるのはありがたいです!
子どものことだけでなく、親のことも考えてくれていますね。
4.足し算や引き算、掛け算、割り算、3つ以上の数字からなる計算式も含まれる

定番の「ドッツ・カード」でおなじみの数字とドッツだけではなく、次のステップである計算式にも対応しています。
自分でセッティングする「家庭保育園」の「ドッツ・カード」よりは網羅されている範囲が少ないです。
5.最短8か月で卒業
「ドッツ・セット」は全部で63セットあります。
この63セットを3周行います。
1周終わるごとに1~3か月休暇期間があることを踏まえると、最短約8か月で卒業することになります。
気になるポイント、2つ
- 子どもが本当に「ドッツ・セット」のおかげで数を習得できたのか、評価する術がない
- 教材の値段が高い
1.子どもが本当に「ドッツ・セット」のおかげで数を習得できたのか、評価する術がない
「ドッツ・カード」を取り入れるか検討する中で、一番気になるのがここだと思います。
ドッツ・カードの取り組み自体はドーマン博士の「赤ちゃんに算数をどう教えるか(発行:ドーマン研究所)」に記載されているように、一定の効果があるものだと思います。
一方で、根拠・裏付けとなる十分な研究がないこと、子どもの成長はみんな違うことや家庭のかかわり方等の環境が異なることから、全ての子どもに当てはまるのかと考えると実際の効果には曖昧な点があります。
もしご存じの方らいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください!
また、説明書として同封されている「必勝法マニュアル」には、「ドッツのおかげで、算数は一番の得意科目です!」等の記載があるのですが、個人的にそれは言い過ぎではないかと思います。
「算数は一番の得意科目」は本当だとしても、「ドッツのおかげで」はどうして分かったのでしょうか。
説明書には「ドッツ・セット」を卒業したら、次の取り組みとして「どっち遊び」や「ドッツどっちプリント」等の活用が勧められており、数に関するかかわりの継続が求められています。
恐らく、子どもが算数を得意科目にできたのは、その「環境」のおかげだと思います。
「ドッツ・セットはあくまで数を認知するための教材の一つで、それだけで算数力を大きく伸ばすことは難しく、環境を整えることが必要」というのが私の率直な意見です。
2.教材の値段が高い
教材の内容が異なるため安易に他のメーカーと比較はできませんが、七田式「ドッツ・セット」の約20,000円という価格は高価に感じられます。
最初に調べた時、「5桁もするの!?」と驚いてしまいました。
「ドッツ・セット」に悩んだら…
どんなカードか気になる場合
もし「ドッツ・セット」のカードの大きさや質感を知りたいと思ったら、「七田式カードフラッシュお試しセット(税込2,640円)」で知ることができます。
お試し版では、「ドッツ・カード」と「ひらがなのフラッシュカード」を9日分お試しすることができます。
値段が気になる場合
値段が高価だと思う場合は、メルカリやヤフオク等で中古品を探してみてもいいでしょう。
まとめ
「ドッツ・カード」の効果は必ずついてくると言い切れませんが、七田式の「ドッツ・セット」は子どもが興味を持ちやすいように、そして親にとっても継続しやすい設計になっておりとてもおすすめです。
「ドッツ・カード」に限らず、「○○(幼児教育の教材)をすると、必ず、子どもが賢くなる!」ことはありません。
しかし、どんな教材であっても、「環境」を整え、「愛情」をもって「継続」することで、より一層子どもがかがやくと思っています。
私がこの考えを持つきっかけとなった本について、今後記事を作成予定です。もうしばらくお待ちください。
「親の気持ちは整っていても、子どもが興味を持ってくれるか不安」と思う方も多いですよね。
実際にゆめ子が七田式「ドッツ・セット」を使ってみた時の子どもの様子について、記事を書いています。
もしよかったら、参考にしてみてください。
