この記事では、手先の器用さを高めるモンテッソーリ教具として有名な、シェイプペグパズルを家にあるもので手作りする方法を紹介しています。
「子どもの能力を広げるために、知育のおもちゃを用意してあげたい。」そう思うお父さん、お母さんは多いのではないでしょうか。
私もその1人でした。
一方で、おもちゃばかりにお金をかけられないし、なるべく節約したいとも思い、シェイプペグパズルを手作りすることにしました。
この記事は以下の人におすすめ!
- 知育おもちゃを手作りしたい
- お金をかけずに知育おもちゃで遊びたい
- シェイプペグパズルを作りたい
難易度:★★★✰✰
かかった時間:7時間(育児をしながら)
材料費:0円(すべて家にあったものを使いました)
用意するもの
段ボール 3枚、ペットボトルの蓋 6個、カラーテープ 4色(白、赤、黄、青)
ボンド、カッターナイフ、ペン、定規、コンパス(コースターで代用可)
シェイプペグパズルの作り方
STEP1:基盤を作る
①段ボールをカットし、38.5㎝×16.5㎝の大きさの段ボールを3枚作る

②段ボール1枚に、半径10㎝の円、1辺10㎝の正三角形、1辺10㎝の正方形を描く

③段ボール2枚(②で作成した1枚を含む)をボンドで貼り合わせ、乾かす(ボンドはズレ防止のためなので周辺のみで大丈夫)
④描いた線に沿って穴をあける

⑤④で型抜きした段ボールの周囲を約2㎜ずつ切る
STEP2:ボード部分を完成させる
①穴の開いていない段ボールと穴の開いている段ボールを合わせながら、穴ごとに異なる色が見えるようにカラーテープを貼る
②穴の開いている段ボールの〇、△、□の周囲のみカラーテープで補強する
③穴の開いている段ボールの表面に白のカラーテープを貼る(端はそのままにする)

④穴の開いていない段ボールと穴の開いている段ボールをボンドで貼り合わせ、周囲を白のカラーテープで貼る
STEP3:ペグの持ち手を作る
①ペットボトルの蓋3個の上部をカラーテープで覆う
②ペットボトルの蓋を2個(①でカラーテープで覆ったものとそうでないもの)重ね、カラーテープで留める

STEP4:ペグを完成させる
①STEP1⑤の段ボールを形ごとに異なる色でカラーテープを貼る(形と色はSTEP2①と揃える)

②STEP3で作成した持ち手とカラーテープで貼り合わせる

手作りは大変そうと思われた方へ
作り方を読んで、「時間もかかるし、大変そうだからやっぱり買おうかな」と思う方もいるかもしれません。
既製品の良い点は、作る手間がかからない、壊れにくい、素材を選ぶことができる(木育等)等があります。
私自身も子育てをしながらおもちゃを作ってみたのですが、作成時間を確保するのが大変でした。具体的には、カッターナイフやカラーテープ等、触ったり口に入れると危ないものも使うので、子どもを寝かしつけした後(夜泣き対応はしながら)に2日間に分けて作成しました。
小さな子どもがいると、自分の時間を確保すること自体が難しくなるので、もし手作りをするのなら数日に分けて少しずつ進めるといいかもしれません。
まとめ
手作りシェイプペグパズルの良さは、お金がかからない点だけではありません。
シェイプペグパズルは指先でものをつかめるようになってから遊べるおもちゃです。
0歳から遊ぶことができますが、0歳の子どもはおもちゃを投げてしまうことも多くあります。しかし、段ボールだと床や家具が傷つく心配はありません。
また、遊びつくして子どもが飽きてしまったら、気兼ねなく捨てることができるのも良い点だと思います。
手作りおもちゃも既製品のおもちゃもそれぞれいい点があります。
自分の生活スタイルに合ったおもちゃを選んでください。